聖剣学院の魔剣使い

見た目は子供、中身は魔王!? 

お姉さん達と学園ソード・ファンタジー!最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた!「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」。武器の形をとる異能の力――〈聖剣〉。聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は〈聖剣学院〉に入学することに。魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!

最強の魔王が転生というストーリーは、魔王学院の不適合者が先に出版されていて、さらにアニメ化もされているので、そちらをご存じの方が多いのではないのでしょうか。
ですが、こちらも引けをとりません。
この本の魅力はなんといっても主人公が10歳児であることでしょう。普通のライトノベルでは、主人公が中学生から高校生ぐらいであることが多いですが、これは小学4年生です。でも中身が魔王なのでギャップがあります。そこがみどころでもあるのですが…。
そして、お姉ちゃんたちとのイチャイチャ。一緒にお風呂も10歳の特権ですね。うらやましい限りです・・・。ちゃんと目隠しされていましたが(笑)
レオニスの転生の目的は、1000年後に転生するはずの、反逆の女神ロゼリアを見つけ、魔王軍を再建することです。序盤は、レオニスが転生に失敗し、なれない現代になじもうとする話です。3巻以降、レオニスが魔王軍再建に向け、本格的に動き出していきます。リーセリアなど周りのレオニスの正体を知らない人たちに、ばれないように動くのもハラハラ感があっていいです。
レオニスは魔王軍再建という本来の目的も忘れておらず、ストーリーの展開もサクサクしているので、ぐだった感がなくて読みやすいです。
 


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