TVアニメ2022年夏放送! 継母の連れ子が元カノだった

元カップルの同棲ラブコメ!PV100万再生突破!

これは中学生の頃・・・・・・。

 放課後の図書室で出会い”綾井結女”に告白されて、付き合い始めた主人公”伊理戸水斗”たち二人は、遅々としたペースで、カップルイベントを踏襲していき、回りに知られることもなく順調だった。

 しかし、結女にある能力が身につき、友達が増えた。その能力とは「コミュニケーション能力」!そうなったことで、嫉妬した水斗は、ついつい冷たい態度をとってしまった。自分の行いを反省し頭を下げた水斗だったが、一度狂った歯車は元には戻らず、卒業を機に別れることに。

 その二週間後・・・・・・。

 両親の再婚で、この二人は義理のきょうだいに!そして、奇しくも高校も同じ進学校!出会えば嫌みの応酬!こんな二人の同棲ラブコメが幕を開く――

この本の魅力~あらすじと併せて~

 原作本は執筆時点で9巻まで刊行され、物語はクライマックスを迎えました。この本は一巻一巻のテーマがはっきりしていて、特に4巻と6巻は水斗と結女の心が大きく動く大傑作でした。そして9巻は水斗と結女の関係が大きく変わる最高傑作でした。

 9巻まで読めば分かりますが、人物の考えや感情が詳細に分かるというアニメや漫画にはない特性と「継母の連れ子が元カノだった」という舞台設定をここまで最大限に生かした作品は他にないでしょう。

 水斗や結女、友達などたくさんの人の視点からの描写があり、登場人物一人ひとりの考えがこの物語を形作り、進めています。元カップルであると同時に家族であることから恋愛の難しさに悩み、考える過程は哲学的でもあります。

 イラストも綺麗で、最高のラブコメライトノベルと言っても過言ではないでしょう。

 卒業を機にわかれた、伊理戸水戸と綾井結女は親同士の再婚で義理のきょうだいとなる。「再婚した両親を悲しませたくない」という共通見解から、別れたという事実を隠し、同棲することを認める。水斗と結女は同じ高校に入学し義理の兄弟であることをクラスメイトに明かす。ある日、水斗が図書室で本を読んでいると、クラスメイトで結女の友人の南暁月に結婚を前提に付き合ってほしいと告白される。だが、その目的は水斗と結婚することで、結女と家族になろうと言うものだった。それを阻止するべく、水斗は結女と本気のデートをし、南に見せつけ諦めさせる計画を立てる。

 ”付き合っていた頃には分からなかった、一緒に暮らして初めて相手の新しい一面を知る”というのがテーマです。(ここまで原作1巻)

 水斗が放課後の図書室で読書していると、東頭いさなと出会う。2人は趣味が合い、変人同士で波長も合った。その後、結女と南の支援を受けつつ東頭は水斗に告白するが、水斗の答えは・・・・・・。(ここまで原作2巻)

 夏には、伊理戸家の実家に結女たちも帰省する。そこで結女は付き合う前の水斗の過去や思いを知った。それを機に自分も水斗のことを諦めきれない、別れたきっかけになったことなんて些細なことだったと認識し、過去とは変わった「今」の自分を改めて水斗に好きになってもらおうと決意する。(ここまで原作4巻)

 高校の目玉行事の文化再編。水斗は結女をどう思っているのか定かではなく、結女が自分をどう思っているのかも気になるとの本心を川波小暮と東頭に吐露したそのあと、文化祭の実行委員として伊理戸きょうだいが選出される。仕事をする中でお互いに気持ちを探り合いつつ、水斗は中学時代に綾井結女にしてやれなかったことを実践する。文化祭の最後には、水斗は東頭の言葉で結女が好きだと認識する。(ここまで原作6巻)

 元カップルである以前に家族である。その複雑な環境と自分の恋愛感情、そしていさなのプロデュースという人生の夢という高校生が答えを出すには難しすぎる問題に水斗は直面し悩む。一方で結女は水斗を今年中に攻略するという目標と焦りから猛アタックしていた。持ちうる人脈を駆使して意見を聞き、考え抜き、ふたりが出した結論は・・・・・・(ここまで原作9巻)


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