アインクラッド攻略を一層から丁寧に!
「このゲームはクリア不可能なのよ。どこでどんなふうに死のうと、早いか……遅いかだけの、違い……」 茅場晶彦によるデスゲームが開始されて一ヶ月。この超難度のVRMMO内で犠牲になったプレイヤーは二千人にも及んだ。 ≪第一層フロアボス攻略会議≫当日。自身の強化のみを行うと決めて、≪ソロ≫として戦うキリトは、会議場に向かう中途で、最前線では珍しい女性プレイヤーと出会う。強力なモンスター相手にレイピア一本で戦い続ける彼女は、あたかも夜空を切り裂く≪流星≫のようだった──。
キリトとアスナの出会いの物語
SAO本編ではSAO開始当日と74層からゲームクリア(アニメだと一部サイドストーリーを放送)までしか描かれていませんが、この「プログレッシブ」シリーズでは、茅場晶彦によりデスゲーム”ソードアート・オンライン”が開始してから一ヶ月後からアインクラッドの攻略を詳細に描いています。
キリトとアスナはゲーム開始後約一ヶ月の迷宮区で出会いました。最初の頃のアスナはデスゲームに絶望し、限界までモンスターと戦い、死のうとしていたところをキリトに助けられてしまいました。
この後、波乱の第一層攻略があります。キリトが「黒の剣士」、「ビーター」と呼ばれるきっかけとなった出来事です。これを機にキリトとアスナは一緒に冒険することになります。
最初、攻略最優先で生きる目的もなかったアスナですが、キリトと冒険するにつれて、少しずつ世界に溶け込んで生きる目的もできて、生き生きとしてきます。聖龍連合(DDA)や血盟騎士団(KOB)ができる前の大手攻略ギルドも発足し、攻略ペースも順調に上がる中、それに水を差すように沸き上がる問題の数々。
悪意あるものによって企てられる攻略の妨害やPK(プレイヤーキル)それら数々の問題にキリトとアスナが巻き込まれてしまいます。
純粋な攻略だけでなく、巻き起こる問題の数々、アルゴなど本編ではあまり登場しないキャラの活躍など見所満載です。また、本編と同じく、主人公はキリトですが、アスナ視点の物語になったりもするので、本編とは違う面白さがあります。
なんといってもキリトとアスナのイチャイチャが見てて楽しいです。
特に本編の「アリシゼーション編」や「ユナイタル・リング編」では、キリトとアスナが別行動をとることが多く、そのような場面も少ないですので、その分がこのプログレッシブ編に詰まっている感じです。そして、まだ付き合っていないという暫定パートナーという関係も面白さを際立たせています。
「アリシゼーション編」でPoHが「5層で会ったときから・・・」といっていましたがこの意味もプログレッシブ編で明かされています。このようにプログレッシブ編を読むことで、本編がもっと面白くなります。
そしてプログレッシブ編の映画も絶賛公開中!!
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